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治療の進め方: 美容の3大要素

美容皮膚科領域のエイジングケアの3大要素は、A 色(シミ・赤み)、B 質(毛穴・肌質・小じわ)、C 輪郭(たるみ・シワ)の3つだということを以前の投稿でお話しました(厳密にはアイコンやピコシュアも小じわなどの質感に効果が出ますし、逆も然りで皮膚は層状なので効果がクロスするのですが、今回は便宜的に大別してざっくりとお話していきます!)

A: 色(シミ・赤み) →アイコン、ピコシュア

B: 質(毛穴・肌質・小じわ) →ポテンツァ、メソ(ジュベルック等)

C: 輪郭(たるみ・シワ) →ハイフ、デンシティ

で、どれからすればよいの?とよく聞かれます😁カウセでは適応をお話した上で、「自分が一番悩んでいるところから始めたら良いですよ」とお話することが多いのですが、「全部気になるんだよ!」という方のために、自分がこれから始めるとしたら、と想像してみたいと思います。まず大前提として、美容医療を取り入れていく上での治療ペースとして、「1~3か月に1回は何かをうけましょう(*^ ^*)/」これは私自身が自分でもルールにしていることです。何でもいいのです、気が向かない時にはボトでもメソでも。 ただ、よくインスタとかで「私の年間美容計画」といってトーニングは毎月、フォトを年何回というものを見ますが、SNS情報は信じすぎない方がいいかな?と思っています。年間通して毎月トーニングなんてとんでもないと思いますし、実際にはしてないんじゃないかな?やりすぎだよね?コスト無視してない?と思うようなタイト計画も多いです (そもそもトーニングも長波長のものなら月1ではパワーが足りず2週に1回を数回までで評価というのがセオリーだと思いますし、短波長のものなら毎月ルーチン化するのは効きすぎで逆にリスクです) 人は人、自分は自分です😎

おすすめ治療プラン

「結局、どうしたらいいんだよ!」という方へ😁当院のメニューで考えた場合、私の維持期おすすめプランとしては、ピコトリプル、ポテンツァ(メソ薬液導入)、ハイフorデンシティを順番に入れていく戦法で、私自身もこのイメージで受けるようにしています。ミルフィーユのような層状の皮膚に対して、表層→中層→深層をじゅんぐり回すイメージ。私の場合は、ここにたまにボトックス(3~4か月毎) やヒアル(年1~2回)を入れています。ただ、許容できる刺激・リスク、来院可能頻度や予算などは人によって大きく異なってくるため、現状を把握して削れるところを削っていく形で良いと思います。継続可能、実現可能なプランでないとしんどいと思うので😎

スタートを何から始めるかでいうと、A色から始める方が圧倒的に多いです。治療初期には1か月間隔で少し詰めて治療をすすめる事をおすすめしていますが、Aは3つの中で一番結果が早くでやすく、目に見えて分かりやすいのでモチベーションにつながりやすく、初期治療として取り入れやすいです。また、他の視点で考えると初期の頭にCハイフorデンシティを入れてみるのもアリです。A色やB質は1か月間隔の集中治療が可能なのに対して、C輪郭は治療間隔が最低でも3か月と長いため、全部が気になるのであれば③からスタートすると全体としての治療効率は良いかもしれません。C輪郭治療は、肝斑のある方や状態の悪い方でも問題なくできるので、スターターとして良い存在だと思います。 C:輪郭・たるみ治療は、皮膚がやおやおだったり、たるみが強い方の場合はしばらく3か月に1回、軽度の方は6か月に1回、たるみが少し気になってきた程度だよという方は1年に1回を目安に受けていただきたいです。)問題があるとすれば、独特な刺激感が苦手な方がいらっしゃるので、まったくもって美容医療が初めてで、不安でという方であれば治療初期のCはとばしてもOKかもしれません。

アール美容皮膚科の裏技(?)

「よくわからないので、その都度相談しながらすすめたいよ~」という方は、ぜひご相談ください! 相談のため診察枠のご予約をおとりいただくこともできます。長期目線で治療をすすめていく際の当院の裏技(?)として、よくご活用いただいているのが、ピコシュアトリプルを軸に治療をすすめていく方法です。ピコシュアトリプルは、数あるピコレーザーの中でも最高峰の機械であるピコシュアの全モードを使って、顔中のシミ・くすみ・小じわをオーダーメイド方式で治療していく全顔メニューで、維持期の方でも3~4か月に1回は受けて頂きたい施術です♪ このメニューでは、撮影機での写真を基に、毎回必ず私が肌状態を診察して出力を調整していくため、ちょっとお話するお時間があるので、その時に次は何をしようかなど相談して頂くと全力で一緒に考えます😍💕(診察枠のみご予約いただくと再診料がかかりますが、ピコシュアトリプルなら診察料込みのプランとなるので、ピコシュアを軸として短期的な治療計画をご相談いただくことも多いです)

当院の一番人気メニューであり、診察や撮影もすべてこみこみで34800円(麻酔は希望時1100円)に設定しており、物品仕入れ価格は上がり続ける中、開院当初からこのお値段を続けております。ピコシュア全モードを使った治療は10万円近い相場の中、本当に限界価格のメニューです😂ピコシュア自体が高価で大手さんとかには入りにくいレーザーですし、手間もコストもかかるメニューなので、この内容で提供されているクリニックは全国的にも少ないと思います💦物価高もあり、当院でも何度か値上げの危機を向かえたのですが、お肌のメンテナンスとして私自身が続けていきたいメニューであり、是非継続していってほしいメニューなので、「高品質な施術を継続可能な価格で」という開院当初のコンセプトを忘れないためにも、本当の限界までこの価格にこだわりたいと思っています。

レーザーってきくと、シミ取りのイメージがあるかもしれませんが、お顔って、大きなシミを1個をとっても、小さなシミが残ったり、くすみなどの色むらが改善しないと、印象が変わらないと思っていて、顔全体を少しずつ綺麗にしていく本メニューは最高だと思っています😍

 

※よくピコトーニングと普通のトーニングはどっちがよいですか?と質問をいただくのですが、ピコシュアのピコトーニング(755nmのトーニング)はとっても良いけれど、ピコシュア以外のピコレーザー(1064nmのトーニング)であれば、普通のトーニングとあまり変わらないこともあるので、価格を考えるとピコシュアじゃないのであれば普通のトーニングも選択肢に入るのでは?と思ったりしています。トーニングにおいてはピコ秒であることより、波長(nm)を重視したりするのです。ピコシュア以外のトーニング(1064nm)でトーンアップ・くすみに効かせようとすると2週間に1回くらいやらないと効果が出にくいので、何に効かせたいかによっては注意が必要だと思います。あまりそういった事を説明してくれるところはないので、、、

「ピコレーザーか、ピコではないレーザーか」について、わかりやすくイメージでお話すると、例えば、1Lは1000mlですよね。ここで、1L未満の量で効果が出せる薬を「ミリ」と総称するとします。Aのお薬は2.0L、Bのお薬は1.0L、Cのお薬は900ml、Dのお薬は10mlで効果が出せるとすると、CとDは「ミリ」ですよね。というお話になりますが、実際に数字でみるとBとCは大きく変わらない可能性もありますよね。ただCには「ミリ」という名前がつくために、他の性能が大きく変わらなくてもBとの価格に雲泥の差が出るとすればどうでしょう、Bも選択肢に入ってきますよね。

レーザーでいうとAとBは普通のレーザー、CとDはピコレーザーと呼ばれるイメージであり、ピコかそうじゃないかで施術の価格が大きく変わったりしていくわけですが、ことトーニングにおいて言えばそこまで変わらない物でも、価格は倍増したりするということもあるのです。つまり、一言でピコレーザーといっても、色々なものが含まれているわけで、患者様からみるとピコはピコなんだから一緒でしょ?と思われる事があるかもしれませんが、それは上記で「ミリ」は「ミリ」なんだからと、ざっくりまとめすぎてしまっているばかりか、その他の性能をすべて無視していることになるのです。もちろん、「ピコレーザーであること」はあくまで性能の一部に着目してつけられた総称であって、それに分類される物がすべて同じという事はありえません😘さらに言えば、単純にピコであるという事だけが重要なのではなく、波長や安定性、方式、その他もろもろな要因がからんで臨床的な差異となるため、使用者がその特性を理解して使いこなすことが大切なのは言うまでもありません。ピコじゃないレーザーにも優秀なものがありますし、ピコレーザーにもあれれなものもあるのです。

ピコシュア愛を語ると長くなりがちなので、今回はこのあたりで🙌🤣