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「新機種」はよいのか?

朝晩は少し肌寒さも感じるようになってきましたね。私の愛犬ポメミックスは夏でもモフモフコートを着ているので、まだとっても気怠そうに過ごしていますが、雨上がりには少しだけお散歩に出られる日もでてきました。平穏な日々に感謝です。

ポテンツァ

さてのんびり系の我がクリニックですが、ポテンツァという今年最大級(?)の新機材導入を終え、穏やかな日々を迎えております。ご予約が私の想定を超えてしまって、予約制限が入っていまいました (もちろん美肌治療には欠かせない真皮治療が表皮への負担を軽くできる点で、最高の機械だと思っているのですが、こんなに広く人気なものとは知らず💦)ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。現在は全メニューの予約受付を再開しております、次回10%OFF導入キャンペーンの延長も決定しておりますので、よろしくお願いいたします🙇‍♀️ ポテンツァはもちろん素晴らしい機械で、惚れ込んでいて、これまで困難だった難治症例を治癒に導く可能性を秘めていて、私自身の悩みでもある「毛穴感」も表皮にあまり負担をかけず、ダウンタイムも最小限で治療していける優秀な子です。ただ、SNSで「あらゆる肌トラブルを一気に解決する魔法のマシン!これなら肝斑も根絶できる!」とうたわれるのは、少しだけ違和感を感じたりなんかはします😅 本当によいマシンなので、そのうち過剰な期待から、そうでもなかったと揶揄されなければよいなと感じていて… 最近とても話題になっているので、ポッと出てきた機械のように思われがちですが、実は以前からあるもので、再注目されてきたものです。使用する方法によって全く違う治療になる機械なので、肌治療にうまく取り入れていけば、今後ずっと美肌治療の要となる機械の一つであると確信しています😎

 

新機種は優れているのか?

どのマシンもそうですが、必ず維持費がかかります。ハイドラシリーズやエレクトロは薬液代が、レーザーはメンテナンス代や部品交換代がかかります。これらは、エプ〇ンがプリンターを売るのと同時に今後のインク収益を見込めるのと同じで、ずっとかかる費用(企業側からすると収益)として、最終的には本体の機械代金よりも高額になっていくことも多いです。企業側は、〇〇第一世代の機械を色々なクリニックに販売していきますが、日本全国に浸透しきったあたりになると、次なる販路を求めて大体、〇〇第二世代なる機械が販売されたりします。それは、少し機能がアップデートしていることもあれば、見た目がカッコよくなっただけのこともあり、いずれにしてもマイナーチェンジの事も多いのですが、「最新機種」としてうたわれて美容雑誌やSNSで取り上げられるので、通院されている患者さんが流行・新機種を重視される層の場合には、クリニックは買い替えを検討していくという流れになります。そこで追加の機械の導入費や維持費がかかれば、最終的には施術料金に影響してきたりもします。(施術料金が高い相場となれば、収益が見込めるために他のクリニックもまたその機械を買ったり、流行の連鎖へと入っていきます) その頃になるとSNSでも、一部の医師や美容好きなインフルエンサーさんのアカウント等で大々的に取り上げられるため、自分に合うかどうかということではなく、そのマシンの施術を受けたいんだという患者様であふれるようになっていきます。(そしてしばらくすると、誰もその施術について触れなくなり、また新しい流行がくると、今度はそれが絶賛され、それは数年前に同じように取り上げられたものだったりする既視感🙄)

 

機械自体を気にされる患者様は意外と多いのですが、どんな機械も使い方が全てなので、キャッチーな売り出し方をするためを除いて、本気の美肌治療をしていくのにあたって、必ずしも新機種を追いかけ続ける意味はないなと感じていて、むしろ生き残っているものこそ信頼できる場合もあります。(性能が全く違って治療に必須と思える機械であれば、コスパ無視で全力で導入しますが🙄) 似た性能の機械・薬品でも、「名前が広く知られている(企業側がPRを頑張っている、承認をとっている等)」ものは高額になりやすいですし、有名で高額なものは患者さん側からみると何となく安心感があるので、クリニックでそちらの方がよいよと言えば、何となく選ばれやすい傾向があると思います(安いものは不安という気持ちを上手に利用したプロモーションもあり、そして高額になりやすい連鎖に・・・)。ただ、ごく一部にはやっぱり安かろうな物があるのも本当で。うーん、続けていく必要のある美容医療なので、患者さん側からみて続けるにあたってコスパが良いものを選択し、メニュー化・提案していきたいですね!