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肌治療って難しい?セラピューティック

医者になってから皮膚科・形成外科と学んできて、さらに美容外科、美容皮膚科と経験を重ねさせて頂いてますが、それぞれに面白さ、大変さがあります。皮膚科はどっちかというと内科系なので、何かを完治させるというよりは、薬などをつかって姑息的に現状を落ち着かせていく方向にすすむことが多いのに対して、形成外科や美容外科は外科系なので、バンっと侵襲的な治療で一気に解決にもっていく方向です。どんな治療が好きかなんて、人それぞれで、性格的なものも大きく、「ちまちま薬でやるより、手術しちゃった方がはやいぜ!」という性格の方もいれば、「まずはリスクの少ないケアから頑張っていこうよ!」という性格の方もいたり、色々ですね。患者さんと医者の相性って確かにあって、医者でいうと、前者は外科系に、後者は内科系にすすむ方が多いのかな??同期とかをみても、この先生は確かに何科っぽいなというイメージは結構あります。

肌治療の難しい

皮膚科時代~美容領域にいたるまで、色々な方の肌をみさせて頂く中で、肌治療の難しさを感じる場面はあります。もちろん、数回の施術で見違えるようにキレイにできるケースもあります。学会での先生方の言葉をお借りすると、「全体の中で1~2割程度どんな治療をしても難しい方がいる。」なるほど確かにそういう事なんだろう、と実感する場面があります。例えば、重めの肝斑がある方など、皮膚の奥の状態が思わしくない方の場合には、表面的なシミのみを退治しようとしても、奥から悪い影響が続いてしまい、治療が難渋することがあります。その場合には、内服や外用はもちろん、皮膚の奥の治療も併せて行っていく必要があり、どうしても他の方より時間がかかりやすくなるのです。(重めな方には、初診時に必ず、おそらく肌治療は非常に難しいタイプの肌質です、とお伝えするようにしています。この場合には、実際ピコシュアで優しめのレーザー治療を開始して、肌の反応をみながら調整していく必要があるのです)もちろん、ホルモンバランスや、皮膚トラブルがおこりやすい体質など、元来の要素もありますし、普段からリキッドやクッションファンデなどでしっかりメイクをして、しっかり洗顔をしたり、化粧水をパンパンと叩きこんだり、ヘビーな喫煙がやめられなかったり、日焼け止めをうっかり忘れたり、、、といった状態のまま、月1でレーザーをあてれば肌が見違えるなんてことは、やっぱり難しくて、、、日常生活における患者様の協力も必須となってきます💦(ジムで月1筋トレしても、普段の食事や運動が変わらなければ難しい、みたいな❓)色々な要素がバッチリ合ってこそ、肌治療はうまくいく、、、だからこそ難しい側面もあるのだと思います。 ただ、皆さん、忙しい日常生活をおくられる中で無意識のうちにやってしまっていることが肌ダメージに繋がっているだけで、全ての人が常に肌によいことばかりを考えて生活をするなんて現実的ではないし、わざと肌を痛めようとしている人なんていないわけで、難しさはあります。私も今でこそ、肌には触らないぞーっとすごく意識するようになりましたが、当直とか夜勤とかをしていた時代には、とにかくコンシーラーでクマをかくしたり、それをごしごし頑張って落としていましたので🙄

セラピューティック

当院もガウディスキンを取り扱っているためか、ありがたいことにセラピューティックをご希望されるお問い合わせもいただくのですが、私個人としては基本的にはセラピューティック推奨派ではなかったりします。私のごくごく個人的な意見になりますが、シミなどを改善する目的において、セラピューティックを単独でやるのは、あまりおすすめしないなぁという感じでございます😖(副反応とシミの再発が必至なので、沼にはまりやすい印象です…) 当院では基本的には、ハイドロキノン+トレチノイン療法をやるとしてもレーザーをした後に組み合わせとして短期間、一時的にやる程度にとどめるようにしていて、この点はセラピューティックを希望されて受診いただいた場合には、必ず申し上げるようにしています💦セラピューティックは一時的にとってもツヤンと過矯正と呼ばれる状態になるので、人から肌がきれい等と指摘されることも増え、少し中毒性があるのですが、難治性の赤みや乾燥との闘いに入られる方も本当に多いです。けれど、一度はまったら抜け出せなくなる一時的なツヤんがまた問題で…最近では内科や、オンライン診療でもセラピューティック関連製品を購入できるようになっていて、他院から処方されたセラピューティック後の肌トラブルを相談されることも増えていたり。もし、セラピューティックをしてみたいと思われる方がいらっしゃったら、「何の目的でやるのか、その目的において他の代替治療はないのか、その後の維持はどうするのか、今後ずっと続くかもしれない副反応のリスクは許容できるのか、購入する製品は本当に必須なものなのか。その後、そこのクリニックで合併症も含めてずっとみてもらえるのか。」一緒に考えてくれる医師の元で始めてほしいな、と感じています。特に、年1海外製のセラピューティックをされている方や他院処方の高濃度レチノールを長期連用されている方などは、肌がツヤんとしてキメが消失していたり、皮膚が菲薄化して、赤みや皮膚の脆弱性も伴っていたりと、注意していく点も多いため、何か施術を希望されても難しいことがあります。場合によっては、継続的に処方を受けられている主治医のところでの肌治療をおすすめさせて頂く場合もあります🙇‍♀️(レチノール系は治療前には休薬しないといけませんが、突然やめるとリバウンドすることもあるし、どの程度Aを入れていったかで、施術時の出力にも影響してくるので、そこの治療方針と合わせないと思わぬ副反応がでることもあるため、介入が難しかったりします。)どのような意図で、何を目的にセラピューティックが必要だったのか、それによって目的は達成されたのか、後戻りへの対応などなど。レチノールを使用した治療方針には、医師によって方針が異なるのです👀

毛穴治療、コース

肌治療をすすめていくにあたって、皆様からの要望も多かったため、近日中に、毛穴やクレーター、リジュビネーションへの効果が期待できる新機材を導入しようと考えています♪ ピコシュアとも相性がよくて、相乗効果も期待できるので、楽しみです。 ダウンタイムの少なさと効果の高さのバランスが素晴らしく、久々にビビッときた機械です。シミなどの治療とは違って、毛穴やクレーターなどを考えると、アグレッシブな治療が複数回必要になってきますので、ダウンタイムや1回あたりの効果はかなり大切になってきますね。お楽しみに!!