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脱毛ってどの機械がよいの?

脱毛、どの機械がよい? なぜ効果が出ない?

脱毛って色々あって分かりにくいですよね。私自身、以前 脱毛クリニックさんに結構通っていて、痛いときいていた医療脱毛なのにそこまで痛みがないのにホッとして続けていて(逆に痛くないしパッパと終わるけれど本当に効くのかしら?と思ったり)、濃い毛はすぐに薄くなりましたが、薄い毛は何度通っても変わらず、カウンセラーさんが「薄い毛は回数がかかります」と言われるため、なぜ薄い毛の方が回数がかかるのかな、と思いつつ、かなり回数を重ねましたが、結局しばらくしたら復活してきましたばかりか、背中は硬毛化をおこし、全身脱毛をする前より濃くなりました😅!! 回数の問題だけじゃないかも。。。私の周りでも、顔脱毛とかに永遠と通っている方もいらっしゃるので、不思議に思っていたのですが、美容医療を学ぶうちに、そりゃそうか!と思うようになりました。あまり説明されることがないので、通っている時には気にもとめていなかったのですが、「毛」について学ぶうちに、まず 口回り・背中・太もも・二の腕などに生えている産毛においては(脇や手足なんかはその限りではない)、「永久脱毛を目指す(痛いけれど、毛包は破壊される)」のか、「とりあえず今、毛をきれいになくすことに徹する(痛くないけれど、しばらくすると復活してくる)」のかを選択していく必要があるということが分かります。(特に痛くなかった所をみると、昔の私はこのとりあえず薄くする方を何度も受けていたわけですかね?)普通、こんな説明されないので、無意識のうちに選択がなされているわけなのですが、 薄い産毛に関しては、痛くない脱毛で永久脱毛は困難なわけなので、いわゆるよく行われている全身脱毛が本当にお得なのかどうかは少し考えてみる必要があるのかもしれません🙄「全身脱毛にいって、腕や脇、ビキニラインはすぐにきれいになったけれど、他はまだまだ回数がかかるみたいですが、そんなものですか?」というご相談は多いです。部位によって皮毛角は全然違うし、全身脱毛でアレキなどで一律に漫然と照射していくと、どうしても無駄打ちが生じるのでしょう。全ての施術に言えることですが、ある程度色々な個人の美容クリニックが採用している機械であれば使い方次第かなと思います。(中規模クリニックがどこも同じような機械になっているのは、ある程度の安値で出せたり、キャンペンありきの価格設定にするためには、クリニック側のコスパを重視した機械を揃える必要があり、同じラインナップになりやすいのかな、、、個人クリニックだと院長が選ぶから色々な機械が入りやすいのかも?)

脱毛の難しさ

一言で脱毛と言っても、意外と難しく、本気で脱毛するのであれば、肌の色や毛の種類によってかなり詳細な調整が必要で、そもそも深達度を考えるとアレキや光脱毛でお顔全体の脱毛はむずかしかったりするのです。特に痛みが苦手な方は、出力を抑えて中途半端にやっていくと、毛は逆に刺激をうけて濃くなったりすることもあるので、フォトフェイシャルと一緒でマイルドな施術自体にも注意が必要です。全身脱毛で、ある程度一律に照射した際、よく抜ける所と全く変わらない所がでるのは当然の結果に思えるのです。病院の方針によって、やっていることが違ってくるので、機種やお値段で脱毛を比較していくのも難しい所ではありますね。そのあたりの説明があまりないところは、レーザーの利点ばかり述べるので、患者さん側からみると、何を選んでよいのか分からないという状況になるのと似ています。

脱毛って「何の機械がよいですか?」と患者さんにきかれますが、光脱毛かレーザー脱毛かは確認した方がよいですが、ある程度のレーザーであれば、その機械の特性を知ってどのように使うかにより、どの機械でも結果は求められると思うのです😳(きいた事ない機械や、独自開発のものとかはちょっと警戒はします…🙄) まず、アレキとヤグの2波長だせます!といううたい文句をよく見ますし、それを基準にクリニックを選ばれる方もいらっしゃいますが、実際に顔脱毛や全身脱毛を受ける時に、部位に応じてアレキとヤグを切り替えて打ってくれるクリニックなんてほぼないと思います。(全身と顔はアレキでやっちゃって、VIOのみヤグにしたりすることが多いと思うし、なので部位によって効果が出ないのは当然だし、永遠と顔脱毛に通う方がでるのも当然なのかも) また、よく蓄熱式はだめだとか言われますが、何往復かあててある程度の温度を保つなど、程度調整が難しいからだめになりやすいだけで、ちゃんと出来れば良い物なのであって、ちゃんと出来ない事が多いから、結局はそういう事になってしまっていたり💁‍♀️ 脱毛は単純にレーザーの出力を強めたり弱めたりするような調整ではなくて、設定を変えて火傷や瘢痕のリスクをとっていくかどうかの調整になり、そこは施術者任せにできない事なので、「患者さんは痛がるので来院したくなくなる」「痕がのこるトラブルリスクをかかえる」ことを考えると、ライトな脱毛が主流となっている現在、そこまで本気の脱毛をするクリニックはほぼないと思います。本当にそこまでする必要があるのかと言うことも含めて考えると、医療脱毛でも細い産毛は逆に濃くなることすらあり、リスクをとらずにはできないので難易度が高いということです!