お任せ治療が大変ご好評いただいており、ポテンツァ・ピコ・ハイフと私の施術も多かったので少しバタバタしておりました。さて導入からもうすぐ1年になるポテンツァですが、肌状態の機微に配慮した設定調整も体系化してきており、4月からは看護師施術メニューも出します🥰今度、全国規模の研究会でポテンツァの自在すぎる設定についての検討会が予定されているので、他院の先生の経験なんかも参考にさせて頂き、さらに治療に活かしていけると思います！春で2周年を迎えますので、メニューの幅を広げる改訂なども計画しております。レーザー機器はほしいものを網羅したのですが、手技系の処置、、、とかも取り入れてみようかと、とりあえず限定で出すかもしれません🧐
ポテンツァ
ありがたいことに、大変ご好評いただいているポテンツァですが、やはりすごいポテンシャルのある機械だなと実感しています。設定をいじって、肌質や顔の部位ごとに設定・当て方を工夫していくと、結果が変わってくるのも実感していて、従来の治療と比較しても激烈なダウンタイムが出にくいため、効果とのバランスが優れた機械だなぁと感じています。よく「痛いですか？」ときかれますが、どの機械も設定次第ですね。毛穴やクレーターなどの深い凹凸治療を希望される場合には、Dr施術で攻めるので、痛いくらいにしないと難しい印象です。。。リジュビネーション、ハリ感、肌の若返りとかが目的であればそこまで痛くないです。効果は個人差が大きく、1～2回目でかなり効果を実感できる方もいれば、5回目とかやってじわじわと効果がでてくる方もいらっしゃったり。施術後には、コラーゲン増生の材料を補うためにも高濃度ビタミンＣ(ワカサプリ)とか、ベリソルコラーゲンとかを飲むのがおすすめです。ダウンタイムが、気になる方には赤みを数時間で引かす設定もできます。コストが高いことと、複数回受けないといけない点が難点ですが、肝斑に配慮しつつクレーター治療ができたり、コラーゲンが増えるので肌にハリが戻ってきたり、凹凸にアプローチができたり、皮脂やニキビが出にくくなったり、嬉しい効果も沢山あったりして魅力的です。
色々あるポテンツァのチップ
よく他院様にあるような色々なチップを入れないのかと質問を頂戴するのですが、今のところは必須ではないかなぁと感じています。例えば単針であるニキビチップとか、アグネスだったかな？既に昔ながらの似た機械がありますが…💦とりあえずどうしても同じ場所にできる数個のニキビを枯らすだけでよいならば、ありなのかもしれませんが、次にできるニキビって近くても同じ場所じゃないですよね。顔には20万個の皮脂腺があるとか…🧐皮脂腺へのアプローチであれば普通のポテンツァやある種のレーザー、内服などもあると思ってしまい、患者さん側の負担としても、あまりポテンツァのニキビチップに関しては必要性を感じなかったりするのですが、どうなんだろう🙄？ポテンツァの針なし治療である、ダイヤモンドチップは… 施術代のわりにマイルドな効果すぎると感じてしまい、ポテンツァの機械でできるためクリニック側としては折角の機械をフル活用するためと、単純に流行ったのでよく見かけますが、、、あそこまでマイルドだとどうんだろう？20代の方のたるみ予防には良いのか？うちのクリニックは20代の方は少ないから難しいかな？ ダイヤモンドチップに限らず、マイルドなRFって何種類か出ているけれど、これをたるみ治療機器として紹介するのは難しいような💦うちみたいな、いつも来てくれる方をケアしていくクリニックでは、信頼を失うのが怖いような、どうなんだろう？ 最後に忘れてはならないのが、ポテンツァの数あるチップの中でも、プレミアムに使うポンピングチップ(CP-25)！これは必須ですよね。正直、はじめは通常のとそこまで違いはないだろうと思っていたのですが、やっぱり経過が違うなぁという印象です。難点は値段が高価なことかな。結果、当院では通常針(S-16/25)、ポンピング(CP-25)の2種に落ち着いていますね。
強みと弱み
様々な美容関連の医療機器がでていますが、各機器にはそれぞれ必ず強みと弱みがあります。また、どの施術にもメイン効果とサブ効果があります。これを正しく認識しないと、思っていたのと違うということがおこりえます。例えば「〇〇はくすみ、肝斑、赤み、小じわ、毛穴、肌質改善と幅広い効果あり！痛みは楽で、ダウンタイムもない！」というと、夢のような施術に聞こえます。雑誌やSNSではこの辺りの言葉が躍っているのですが、これだけみて受けてみて、ガックリきた経験をしたことがあるのは私だけではないはず🤣 例えば、ピコレーザーもポテンツァも、効果の中に、シミ、くすみ、赤み、小じわが入っています。ただ、メイン効果とサブ効果がそれぞれあり、根本的に作用が違うので、その効き方は全然違ったりします。基本的にレーザーは、皮膚の浅い所にいるシミ(茶色)や、赤み(赤色)などターゲットをしぼり、それと反応した時の影響で周囲の肌質がついでに改善するイメージです。一方、ポテンツァなどのニードルRFは、熱作用で肌の奥の状態を改善することで、間接的にくすみや赤みが起こりにくい肌を作るイメージです。
なので、どちらがよいかと聞かれれば、今現在、色(シミやくすみ)が気になるのであればピコシュアを、質感(ハリの低下や毛穴)が気になるのであればポテンツァを、とお話することが多いです。皮膚はミルフィーユみたいに層状なので、長い目でみれば、両方を組み合わせてやった方が結果はよいです🙄プロモーションでは、メイン効果とサブ効果が並列に書かれることが多いので、ソレさえ続ければ、今あるシミもくすみも赤みも、シワや毛穴もなくなると思って5回コースとかで受けると、アレ？？となるのです。 美容がっくり現象って、誰もが通る道だと思うのですが、手軽でマイルドな施術に多いですよね。2０代で、当時2万円近くしたかな、コラピを何度も受けて専用化粧品を使って、絶望した当時の私よ。何をすればよいか分からなかったので、雑誌で流行していたソレにたどり着いたのですが、今思えば別に若かったしハリツヤがなかったわけではないので、20代の私に必要なものではなかったのかも。当時のカウンセラーさんにはハイフとかもすすめられたけれど、20代にハイフは不要ですね💦 当時はよく分からないけれど周りが使っていたエンビロンとかも、何となく真似して使っていたなぁと🙄
